EYストラテジー・アンド・コンサルティング社との共同研究の成果がリリース!

 「あの人はどの部門を任せてもすぐに成果を出すよね」と一目置かれる職場のマネジャーに注目し、彼らに共通する行動特性と組織環境による影響を明らかにしようという試みを、2021年からEYさんと共同研究しており、この度調査結果をリリースする運びとなりました。

 結論から言うと……、前代未聞!目から鱗!びっくり仰天!的な、全く新しいマネジメント行動は何ひとつ確認されませんでした(残念ながら、当然ながら)。むしろ早期に成果を出すリーダーが職場で日常的に行っている行動は、いずれもごくごく基本的なセオリー通りの内容だったのです。
 では、その他一般のマネジャーとの差を分ける要因は一体どこにあるのか!?

 調査の結果、その鍵は「何をやるか(What)」ではなく「いつやるか(When)」にある、ということを突き止めました。つまり、それぞれのマネジメント行動には「効果的なタイミング」があるということです。マネジャーは何をすべきか?を論じた書物は星の数ほどありますが、新しい組織を率いることになったマネジャーがどのタイミングで何すればいいの?という現実的な問いに向き合う調査研究はほとんどありませんでした。

 ほかにも組織カルチャーによる影響など興味深い結果も明らかになってます。詳しくは調査レポートやプレスリリースをご覧いただけると幸いです(2023年頭には関連イベントも企画予定ですので、どうぞお楽しみに!)

 このプロジェクトは、EYストラテジー・アンド・コンサルティング社ディレクターの桑原由紀子さんを中心に、小沼和弘さん、高橋達磨さん、豊田康宏さん、栗山誠さん、鈴木将也さん、ソンスヨンさんら総勢7名のコンサルタントとのコラボレーションです。同社パートナーの鵜澤慎一郎さんにも全面的にご支援いただき、心より感謝です。みなさんとのディスカッションはいつも笑いと知的刺激に溢れ、とにかく楽しかったです。素晴らしいチームで成果を形にできたことを嬉しく思います。また第2弾プロジェクトでもご一緒できることを楽しみにしています。