東京大学大学院学際情報学府より博士号を取得しました!

2020年3月13日付で東京大学大学院学際情報学府より博士号(学際情報学)を取得することになりました。

博士論文は『新規事業を通じた中堅管理職の経験学習:経営人材育成に対する学習論的アプローチ』というタイトルです。論文では、新たな事業を創るミドルマネジャーの成長と支援のメカニズムを明らかにし、学習論の観点から新たな提言を行いました(博士論文は学術書としての出版を目指して、これから色々と準備を進めていく予定です)

論文を執筆するにあたり、数えきれないほど多くの方々にご支援いただきました。研究・調査にご協力いただいた新規事業関係者のみなさま(インタビューの途中でICレコーダーが切れていることに気づかず、3時間のインタビューを2度もお願いした方含む…)、長きにわたってご指導・審査いただいた指導教員 山内祐平先生、前指導教員 中原淳先生、水越伸先生、佐倉統先生、三輪哲先生、共に学び合った山内研究室・中原研究室メンバー等々…みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。随分と時間はかかるだろうと思いますが、今後の研究活動を通じて、少しずつ頂いたご恩に報いたいと思います。

さて、今回一つの大きな節目を迎えることができましたが、同時に新たな研究人生の始まりでもあります。今まで以上に「経営学×学習論」の学際的領域である経営学習研究(Management Learning Research)にコミットし、経営・事業における人と組織の成長に関する研究領域の開拓に貢献していきたいと思います。

今回、研究を通じて大変お世話になったある先生から頂いたコメントがとても胸に響きましたので、ここに紹介させていただきます。

大げさなこと、派手なことをやる必要などないし、なにかヘンに背負い込んだ気持ちにならない方がいいと思います。おもしろいこと、いいことをひたむきにやっていけばよいのではないでしょうか。

「面白くて、いい研究を、ひたむきに」
これからの研究者生活を歩む上で大事にしたい言葉です。

一緒に研究を進めてくれるお仲間も大募集してます!
引き続きよろしくお願いいたします。