人材の育成なくして、生き残る組織なし
研究と実務のための必読ハンドブック、ここに刊行!!
日本型雇用慣行が崩壊しつつある現在、日本企業は「能力形成システム」を再構築する必要に迫られている。人的資源開発論、産業組織心理学、経営学習論などさまざまな学問アプローチを駆使し、組織への参入前から退出まで、医療職や教職までをも含め、人材開発の最新の知見をここに集約する。人材育成の研究や現場のための一大リファレンス。
【本書「はじめに」より】
『人材開発研究大全』は、人材開発(=人的資源開発:本書では同義として用いる)に関連する研究論文や研究論考を収録した、日本で初めての研究論文集(ハンドブック)である。(中略)
本書では、このような人材開発研究に関して、多岐にわたる分野で活躍をしている研究者たちの最新の知見を収録することを目論んだ。後続する世代、さらには、より多くの研究者がこのテーマに興味を抱き、自らの領域で、まったく新たな研究方法と実践を見出し、新たな人材開発研究を志してくれることを願って本書は編まれている。